柄本 弾(ダンサー、バレエ講師)


■経歴

京都府京都市出身。5歳よりバレエを始める。

2008年、東京バレエ団に入団し、『ドナウの娘』で初舞台を踏む。豊かな音楽性、ダイナミックかつ繊細な表現を併せ持ち、着実に成長を続ける期待の若手。

08年のベジャール追悼特別公演では『ギリシャの踊り』、第23次海外公演では『ザ・カブキ』『ギリシャの踊り』『ボレロ』、続く『ドン・キホーテ』で闘牛士などを踊ったほか、『ザ・カブキ』で由良之助のアンダースタディに選ばれる。

09年、マラーホフ版『眠れる森の美女』で妖精のお付きの騎士、〈ベジャール・ガラ〉で『ギリシャの踊り』『中国の不思議な役人』『エチュード』『ボレロ』第6ソリストを踊り、続いて『白鳥の湖』でロットバルト、スペインに選ばれる。

第12回世界バレエフェスティバル特別プロ『白鳥の湖』でワルツ、マラーホフ版『眠れる森の美女』で4人の王子、フォーチュン王子などを踊り、『ルーミー』バレエ団初演に出演。

マカロワ版『ラ・バヤデール』バレエ団初演でソロルの友人、パ・ダクシオン、『くるみ割り人形』でアラビア、花のワルツを踊っている。

10年『ラ・シルフィード』で古典全幕初主演を果たした。続いて〈マニュエル・ルグリの新しき世界〉『クリアチュア』バレエ団初演に出演、『シルヴィア』バレエ団初演でプルート、春の使いなどを踊った。20歳で『ザ・カブキ』の由良之助に抜擢され、見事に期待に応える。

『オネーギン』バレエ団初演に出演し、『ジゼル』でウィルフリードを演じた。

第24次海外公演では、ハンブルク州立歌劇場、ベルリン国立歌劇場での『ザ・カブキ』に主演したほか、『春の祭典』リーダーを初めて踊った。

11年『ダンス・イン・ザ・ミラー』バレエ団初演に出演し、『白鳥の湖』ジークフリート王子を初めて踊った。『白の組曲』テーム・ヴァリエ、アダージュを初めて踊り、再び『ザ・カブキ』で由良之助を演じた。

12年、フォーキン振付『ペトルーシュカ』シャルラタンを初めて演じ、新制作“子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』”主演。パリ・オペラ座ガルニエ宮での『ザ・カブキ』主演し、高評を得た。続いて『くるみ割り人形』主演を果たし、ベジャール振付『くるみ割り人形』で光の天使を踊っている。

このほか、『月に寄せる七つの俳句』『タムタム』『M』などに出演。

(東京バレエ団ダンサープロフィールより)